ホームヘルパーで浸透している訪問介護員ですが、「介護職員初任者研修」を修了していなければ働くことが出来ません。
また、介護職員初任者研修の上位資格である、介護福祉士実務者研修、介護福祉士の保有者もホームヘルパーとして働く事ができます。
●介護職員初任者研修
介護職員初任者研修では、介護に関する技術や理念の基礎を学び、身に付けることが出来ます。
全130時間のカリキュラムを修了し、筆記試験に合格することで、介護職員初任者研修修了者として認められます。
●介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修は、介護福祉士国家資格を受験するために必要な研修で、介護職員初任者研修の上位資格に位置付けられます。
全450時間のカリキュラムを修了することで介護福祉士実務者研修修了者として認められますが、
既に介護職員初任者研修を修了している場合は、一部科目が免除され、全320時間のカリキュラムを修了すればOKとなっています。
●介護福祉士
介護系資格唯一の国家資格が、介護福祉士です。受験には様々なルートが存在しますが、介護福祉士実務者研修修了+実務経験3年というルートを経て受験するのが一般的になりつつあります。
また、介護福祉士の上位資格として、認定介護福祉士という資格も存在します。
身に付けた幅広い知識と専門的な技術を後進に指導するレベルであると証明できる資格です。
介護職を極めたいと考えているのであれば、取得を目指してみるのも良いのではないでしょうか。
また、養成研修は行政系と民間系の講座があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、自分にあった講座を選択しましょう。